令和最初の問題作『ドラゴンクエスト ユアストーリー』を原作ファンが観た結果www
こんにちは、conanです!
今回は令和最初の問題作の映画『ドラゴンクエスト ユアストーリー』について、お話ししようと思います!
本記事は以下の内容で進行していきます!
- はじめに:私が『ドラゴンクエスト ユアストーリー』を観るに至るまで
- 1.本作を観た感想
- 2.結局この映画は観るべきなのか?
- 3.まとめ(この映画の何が悪かったのか?)
では記事の本編へどうぞ?
はじめに:私が『 ドラゴンクエスト ユアストーリー』を観るに至るまで
本作は『ドラゴンクエスト5』が元となった映画で筆者も幼少期の頃プレイした思い出のソフトの一つです。
私自身ドラクエはゲームでやってなんぼだと思っているので元々観る予定はなかったのですが、
公開されるや否や内容があまりにも酷いと話題になっていたので、怖いもの見たさで観ることにしました。
視聴した感想ですが結論から言うと、
リアルに「開いた口が塞がりません」でした。
開いた口が塞がらないって比喩的な表現だと思っていたんですが、本当に口がポカ~ンってなるんだなあと。いい経験(笑)になりました。
ということで今回はそんな令和最初の問題作の『ドラゴンクエスト ユアストーリー』の見てきた感想についてお話ししたいと思います!!
※なお、本記事では映画の根幹に関わるネタバレは避けるように心掛けますが、これから観る方で全く前情報なしで見たいという方は記事を読むのを避けた方がいいかもしれません。
1.本作を観た感想
今まで自分が映画館で観た中で最低の映画でした。
クソでした。うんこでした。
詳細はネタバレになるため省きますが2時間の映画のうち、最初の1時間40分は(原作との相違点は所々あったものの)間違いなく「ドラゴンクエスト5」の映画として成立していました。
所々思い出補正もあり、目頭が熱くなるシーンもあったほどです。
しかし、本作がいわくつきの作品であるのを忘れかけていたそのとき、
その映画は『ドラゴンクエスト』の映画から、
『全く別のなにか』に変貌しました...
最後まで普通に楽しく見てたのに、ラスト20分で急に後ろから鈍器で殴られる、そんな映画でした。
ざっくりいうと映画でドラクエの世界を堪能していたら急に謎の人物が
「これは全部作り話・ゲームの話ですよ~www早く目ェ覚ましてくださいねぇ~~wwww」
って言われるような感覚です。
これマジで映画でやってきますからね。
このシーンの後はどんなキャラがどんなことをしても、
どんな感動的な映像を観ても、
「いやでもこれ作り物やし…」
と虚無にならざるを得ません。
デスノートで例えると月がLを追い詰めてLの名前をノートに書いた瞬間何者かが、
「この世界は全て嘘で~すww冷静に考えてノートに名前書いただけで人が死ぬわけなじゃんww目を覚ましなよ、大人になりなよwww」
つってるようなもんです。クソでしょ(直球)。
「いやでも映画なんて全部作り物の話じゃん」
という突っ込まれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
よく考えてみてください。
もしあなたのお気に入りの作品が同じような目にあったらどう思いますか??
地獄でしょ??
前述通り本作は最初の1時間40分は普通に出来がいいので、余計にラストの酷さが際立ちます。落差だけで言ったら邦画最高峰クラスじゃないですかね。
普通ダメな映画って最初から最後までダメダメっていうことが殆どだと思うので、高いった映画はある意味貴重なのではないでしょうか(もちろん褒めてるわけではない)。
2.結局この映画は観るべきなのか
少なくとも普通の人は観るべきじゃないです。素直に『天気の子』を観ましょう。
ただ前日した通り、終盤までの流れからの落差は邦画髄一といっても過言ではなく、(悪い意味で)インパクトに残る作品ではあるため、そのような体験をしたい奇特な方は観た方がいいと思います。
ぼくは思い出を壊されるってこういうことなんだぁ、とある意味貴重な体験が出来たとプラスにとらえています。
仮に僕のような原作ファンの方が観るとしたら、この映画はゲームとは全く無関係の映画だと割り切る心構えが大事です(観る前に心構えが必要な映画って何)。それでもオススメしませんが。
3.まとめ(この映画の何が悪かったのか)
本記事をまとめると以下の通りです。
- 前半までは普通の『ドラゴンクエスト』の映画であり、感動する場面さえあった
- しかし、ラストのシーンで『ドラゴンクエスト』そのものが虚構の作品であると映画内で明かされてしまい、これまでの感動が全て無に帰してしまう最低の展開に。
- 普通の人はこの映画を観るべきではない。クソ映画マイスターは必見。
まとめるとこんな感じでしょうか。
いろいろ書いてきましたがおそらくこの映画は「ドラクエ5の映画」としてファンが観たかった内容と実際のモノが著しく乖離してしまった結果、散々な評価につながってしまったのではないかと考えています。
例えるなら野球観戦してたら7回裏で突然試合中止して地下アイドルのコンサートがおっぱじまる感覚です。
原作つきの映画として全く需要の無いものを供給してしまったのがこの映画最大の敗因ではないかと私は考えます。
何度も申し上げましたが、ラストの展開は凡百の映画では決して味わえない衝撃を受けるのである意味観る価値はあると思います。決して被害者を増やしたいわけではない…
今回は以上となります。近々本作のストーリー解説と考察などの詳細記事を書こうと思っていますのでよろしくお願いいたします。
よろしければ、高評価と読者登録よろしくお願いいたします!!
余談
私は本作を観た直後、あまりの衝撃で脳がマヒしてしまったのか、ポストカードを買っていた…
私はこのポストカードを決して忘れることの無い負の遺産として保存していくだろう…